イカスミのうまみとコク、磯の香りがたまらない最高のイカスミパエリアのレシピをご紹介します。
パエリアと言えば魚介のパエリアや、当サイトでも紹介した鶏肉のバレンシア風パエリアがメジャーだと思いますが、現地ではイカスミのパエリアも黒い米を意味する「アロスネグロ」と呼ばれ、定番として親しまれています。
ハードルが高い様に思うかもしれませんが、実は市販のイカスミペーストを使えば必要な材料も比較的少なく手軽に作る事ができます。
このイカスミペーストは味はもちろん、1回分に小分けされていてとても使いやすいのでおすすめ。
輸入食材を扱うKALDIや成城石井で、もしくは大きめのスーパーで手に入るかと思います。(Amazonよりも安いです)
また、本来は魚介のスープを使って米を炊き上げるのですが、家庭では現実的でないので代わりにアンチョビを使ってうまみをプラスして手軽に出来るようアレンジしています。
とにかく本当に美味しいので騙されたと思ってぜひ試してください!
材料(2~3人前)
・米 1合
・イカ 100g
・玉ねぎ 1/4個
・にんにく 大サイズ1かけ
・赤パプリカ 1/4個
・イタリアンパセリ 4~5本
・トマト缶 100g
・アンチョビフィレ 2枚
・パプリカパウダー 小さじ2
・イカスミペースト 4g(上記商品1パック)
・EXVオリーブオイル 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・水 350cc
イカは今回モンゴウイカを使いましたが種類はなんでもOKです。
手軽な切り身になっているものや、刺身用の物がオススメ。
アンチョビは便利なチューブタイプのものでもOK!
パプリカパウダーは無くても構いません。(より本格的な仕上がりを目指す方はぜひ!)
所要時間
30分
美味しく作るポイント
・お米は洗わない、炒めない、混ぜない!
・最後の蒸らし以外は蓋をしないで炊く
・最後に強火にかけておこげを作る
作り方
1. にんにく大1かけ、玉ねぎ1/4個をみじん切りにする。
2. イタリアンパセリ4~5本を粗く刻む。
3. パプリカ1/4個とイカ100gは1cm角にカットする。
4. 底が平たい大きめのフライパンにEXVオリーブオイル大さじ1をひいて、中弱火でイカとパプリカを炒める。この時塩をほんのひとつまみ(分量外)ふって下味をつける。
イカに火が通って透明感がなくなったら火を止めて一度取り出す。
5. 同じフライパンに再度、EXVオリーブオイル大さじ1とにんにくを加えて火を止めたまま余熱で香りを引き出す。
6. にんにくから出る泡が落ち着いてきたらアンチョビ2枚と玉ねぎを加え、中弱火で炒める。
7. 2分ほどゆっくりと炒めて玉ねぎの透明感がなくなってきたら、トマト缶1/4(100g)とイカスミペースト1パック、パプリカパウダー小さじ2を加えて軽く馴染ませたら、水350cc、塩小さじ1/2を加えて沸騰させる。
8. 沸騰したら米1合を研がずに加えて優しく平らにならし、蓋をせずにそのまま13分中弱火で炊く。
・蓋をせずに炊くことで蒸れずに粘り気があまり出ない
・米を傷つけて粘りがでないよう、炊いている間は米に触らないこと
9. 13分後には画像のように米がスープを吸って顔を出しているはず。
炒めたイカとパプリカを上に乗せ、蓋をして2~3分蒸らす。
10. 蒸らしが終わったら仕上げに15秒程度強火にかけて余分な水分を飛ばしながらおこげをつくる。仕上がりの画像のようにフライパンの縁が少しパリッとするくらいが目安。仕上げにイタリアンパセリを散らして完成!
イカスミのコクと香り、アンチョビとトマトのうまみを吸った米がたまらん!
大至急冷やしたカヴァ(スパークリングワイン)を!
アイオリソース(マヨネーズにほんの少量のおろしにんにくを混ぜたもの)をつけて、ジャンク感を楽しむもよし。
いかがでしょうか?
ちょっと工程は多いですが、意外に簡単に出来るかと思います。
パーティーなどにもピッタリです。ぜひお試しください!
バレンシア風パエリアのレシピはこちら↓
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