ローマで食べ歩いたカルボナーラを再現した、生クリームを使わずに作る本場のレシピをご紹介します。
生クリームの有無や、ベーコンでなくグアンチャーレを等こだわりは人それぞれあると思いますが、前述の通りローマで食べたカルボナーラに衝撃をうけて試行錯誤したどり着いた私なりの最強レシピです。
ポイントは全卵を使うこと(もったいないのと、軽くて食べていて飽きない味にするため)と生クリームは使わないこと(家に無いし、重たいから)です。
パンチェッタやグアンチャーレがあれば最高ですが、近所で手に入らないので今日はベーコンで作ります。いずれ手作りパンチェッタについても紹介したいと思います。
材料(2人前)
・太めのスパゲティ 160g
・たまご 2こ
・パルミジャーノ・レッジャーノ 10g
・ペコリーノロマーノ 10g
・ベーコン(ブロック) 好きなだけ
・オリーブオイル ほんの少し
・塩、胡椒 適量
チーズはパルミジャーノとペコリーノを1:1。無い場合はどちらかだけでも、グラナパダーノでも作れますが、緑の缶に入ったいわゆる粉チーズ(パルメザンチーズ)は別物です。もちろん粉チーズでも作れますが、全然違う味になってしまうのでぜひここは奮発して美味しいチーズを買ってみてください!
所要時間
20分
美味しく作るポイント
・チーズはできればパルミジャーノレッジャーノとペコリーノロマーノをブレンドする
・生クリームを使わず1人前につき全卵を1つ
・太めのスパゲティを使う(1.9mm以上を推奨)
・ベーコンは中弱火でカリッとするようじっくり火を入れる
・パスタを茹でるお湯は味噌汁と同じくらいの塩っぱさで。茹で時間は表記時間ジャスト。
・鍋にパスタと卵液を加える前に、火を止めて鍋の温度を下げておく
作り方
1.ボウルにたまごを割り入れ、チーズをもっさりとすりおろす。
2.よく混ぜて、胡椒もたっぷりと挽いておく。
3.ベーコンを拍子切りにして、フライパンに少量のオリーブオイルを入れ、中弱火にかける。このとき胡椒も少し挽いて加える。
4.味噌汁と同じくらいの塩っぱい位の塩水でパスタを茹でる。湯で時間は表記時間ジャスト。
☝️ポイント
茹で上げた後は火が入らない様にしたいので、この時点でジャストアルデンテを目指す。
5.好みのカリカリ具合になってきたら、湯で汁を80cc位加えて火を消す。これでベーコンの味がでた美味しい汁ができます。
☝️ポイント
重要!鍋がアツアツのままだとソースがすぐにスクランブルエッグになってしまうため、パスタが茹で上がる前に必ず火を消して鍋を冷ましておく。
6.茹で上がったパスタと卵液をフライパンに加えて、このタイミングで味見を。塩or水で調整して、弱火にかける。
7.弱火にかけたまま絶えず混ぜ続けて、ゆっくりと温めていく。
☝️ポイント
炒めるのではなく、和えながら温める作業。65度を超えると卵がだんだんかたまってくるので、慎重に!
8.余熱でも火が入るので、気持ちゆるいくらいで火から外し、盛り付ける。胡椒とチーズを削りかけて完成!
いかがでしょうか。
カリカリの香ばしいベーコンと、ペコリーノの香り、パルミジャーノのコクが合わさった自慢のレシピです。
全卵で作ると温度管理がシビアになるのでちょっと難しいんですが、重すぎず、軽すぎず、いい塩梅のカルボナーラになりますよ。
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おまけ
ローマで食べた本物のカルボナーラ(激うま)
◆パルミジャーノレッジャーノ
◆ペコリーノロマーノ
◆Microplaneゼスターグレーター
世界で1番のおろし金。これを使うとチーズは雪のようにふわふわに。
◆おすすめのパスタ
パスタの聖地グラニャーノ産の一味もふた味も違う太めのスパゲッティ。小麦の風味と食感が最高。
カルボナーラにはこの太麺が最高!
イタリアのミシュラン星付きレストラン御用達(らしい)の最高級パスタ。
食感、小麦の香り、甘みともに全てが最高レベルで一見の価値あり。
◆おすすめワイン
爽やかな果実味のフレッシュな白ワイン。コスパも最高すぎてやばい。
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