イタリア料理の定番鶏肉のトマト煮込み。
地方や家庭によって様々なレシピがありますが、今回はトスカーナ風のカチャトーラ(猟師風)と呼ばれる煮込みを私なりの解釈でご紹介します。
トマトの他に加える野菜はにんにくと玉ねぎだけのシンプルな構成ですが、香りのアクセントにオレガノをたっぷり加えるのが決め手。
また、敢えて骨なしの鶏もも肉を使う事で煮込む時間はたったの15分でOK。
鶏肉がパサつかず程よい歯ごたえと味がしっかりと残して仕上げます。
ソースは多めできますから、ぜひ残ったソースをパスタに絡めて召し上がってください。
材料(2人前)
- 鶏もも肉 2枚(500g)
- 玉ねぎ 1個
- にんにく 1かけ
- トマトホール缶 1缶(400g)
- EXVオリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1
- オレガノ 小さじ1
所要時間
30分
作り方
1. にんにく1かけを潰して皮を剥く。玉ねぎ1個は皮を向いて根を取り除き、2-3mmの薄切りにしておく。
2. 鶏もも肉を大きめ(6等分程度)に切り、塩小さじ1をふっておく。
これくらいカリッと焼く3. フライパン(鍋)にEXVオリーブオイル大さじ1をひいて、鶏もも肉の皮面を下にして並べ中火で皮が香ばしく色づくまで焼く。
4. 皮面が焼けたら鶏肉を一度取り出して、同じフライパンでにんにくと玉ねぎを炒める。
5. 軽く色づいてしんなりとしたらトマトホール缶400gと水200cc(トマト缶の半量)、鶏肉を戻し入れ、ヘラ等でトマトを軽く潰したらオレガノ小さじ1を加え、蓋をして中弱火で15分煮込む。
6. 15分煮たら味見をし、塩もしくは水で調整したら完成。
器に盛り付け好みで香りの良いEXVオリーブオイルを回しかけて完成。
フライパンに残ったソースは茹でたパスタに絡めて食べる。
パスタは味噌汁と同じくらいの塩加減の塩水で茹でて、好みでチーズや胡椒をかけると良い。
いかがでしょうか?
一度で二度美味しいカチャトーラ。
ぜひお試しください!
おまけ
トマトを使わないローマ風のカチャトーラもぜひ。
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