スペイン風鶏肉のトマト煮の作り方/レシピ

スペイン料理
スペイン料理本格レシピ
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スペイン料理の定番メイン料理、鶏肉のトマト煮込み(Pollo al Chilindron:ポロアルチリンドロン)を紹介します。

イタリアやフランスでも鶏肉のトマト煮込みはメジャーな家庭料理ですが、スペイン版の特徴はなんといってもパプリカが入ること。

これによって独特の甘みとコクが出て美味しいんです。

これは個人的な見解ですが、イタリアンとスパニッシュは似た料理が多く存在しますが、この境は使用するパプリカとニンニクの量かなと思っていたりします。

お肉は今回は手羽元を使います。安い上に骨からも出汁が出るので煮込みには最適だと思います。

もちろん(骨つき or 骨なし)鶏モモ肉でも大丈夫です。

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材料(2人前)

・手羽元 8本
・赤パプリカ 1個
・玉ねぎ 1個
・にんにく 2かけ
・トマトホール缶 400g(1缶)
・オリーブ 5個くらい(あれば)
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 小さじ1ちょっと
・コショウ 適量
・パプリカパウダー 小さじ1

所要時間

50分

作り方

  1. にんにく2かけは潰して皮を剥く。
    ※にんにくは皮付きのまま潰すと簡単に皮が剥けます。

2. 玉ねぎは皮を剥いて根元を取って2~3mmにスライス。パプリカは半分に割ってタネとヘタを取り除いて同じようにスライスにする。

厚みは適当でOK

3. 手羽元に両面小さじ1/2ずつ塩(合わせて小さじ1)と、コショウを少々ふる。

4. 鍋を中火で熱してオリーブオイル大さじ1を加え、手羽元を皮面から焼いていく。
この時あまり動かさずにパリッと香ばしく焼くことが最大のポイント。

皮面から焼いていくこと
これくらい香ばしくなるまで焼く
全体がこのように香ばしく焼けたら取り出しておく。
この時点で旨いに決まっている。勝利確定である。

5. 同じ鍋でニンニク、玉ねぎ、パプリカを炒める。塩を小さじ1/4加えて野菜の水分を引き出すように炒める。
火加減は中火のままでOK。

塩は食材から水分を引き出す効果があり、野菜の水分を効率よく飛ばすことができる
5分くらい炒めて野菜に火が通ってきたらOK

6. パプリカパウダー小さじ1と、ホールトマトを加える。

あまり馴染みないと思いますが、スペイン料理には必須の調味料。
基本的に辛味はなく唐辛子の甘みとコクがある。
本場のものは鰹節のような強い旨みも。

7. 手羽元を戻しいれて、(あれば)オリーブを加える。蓋をして中弱火で40分煮込む。

※時々様子みて底が焦げないようにかきまぜてください。

※この時お好みでハーブを加えても良いです。ローリエ、タイム、ローズマリーあたりがおすすめ。

お皿に出た肉汁も余すことなく入れましょう
オリーブめちゃあいます

8. 出来上がり!

水分は1/3くらいになり全体にとろみがつくのが理想

器に盛って完成!

40分煮込むと手羽元はほろほろになっていて、ナイフとフォークでも簡単に食べられるかと思います。

焼いた鶏肉の香ばしさ、トマトの旨み、玉ねぎとパプリカのコクが渾然一体となって、Muy Bueno(めちゃ美味い)ですよ!

是非Instagramでコメントやタグ付けして感想を聞かせてください。

おまけ

本場のパプリカパウダー(ピメント)。ピメントと呼ばれるスペイン産のと呼ばれるパプリカを燻製にして乾燥させたもので、もうなんとも言えない旨さ。パエリアやタコのガリシア風などスペイン料理にはかかせない調味料。
このLa Chinataは定番のブランドでこれを買えば間違い無い・・・がちょっと高いですねえ・・・。

スペインビールの定番!トマト煮込みと一緒にスペインバル気分をどうぞ!

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