冬野菜をたっぷりと使ったミネストローネをご紹介します。
ミネストローネと聞くと、トマトベースの野菜スープを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は本場イタリアではトマトはあくまで具材の1つ。
もちろん、家庭料理なのでトマトが好きな方や、余っている方は沢山入れて作るのも正解なんですが、イタリア語で検索をかけるとご覧の通りトマトベースではなく、どちらかというと透明に近いミネストローネが多くヒットします。
今回はこの本場イタリア風のミネストローネを日本の冬野菜をたっぷり使って作ります。
筆者は食べすぎ飲みすぎの翌日に”リセットメニュー”としてよく作ります。
野菜のうまみがたっぷりでて本当に美味しいですよ!
材料(3〜4人前)
・白菜 1/8カット
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/2本
・さつまいも 小サイズ1本(150g)
・れんこん 中サイズ1/2節(100g)
・ごぼう 1/2本
・長ネギ 1/2本
・かぶ(葉つき) 2個
・カットトマト缶 1/4(100g)
・ミックスビーンズ 1袋(50g)
・にんにく 1かけ
・EXVオリーブオイル 大さじ3
・ペンネ 70g
・水 800cc
・塩 小さじ2
・胡椒 お好み
・パセリみじん切り (あれば)
・パルミジャーノレッジャーノ お好み
今回使った材料は以上ですが、ミネストローネの材料などあってないようなものです。
冷蔵庫で余っている野菜、お好みの野菜なんでも使えます。
ポイントは色々な種類の野菜を使い味の深みを出すこと。
そして、どれもだいたい同じくらいの分量にすることです。
トマト含めどれか1つの野菜が突出するのではなく、全体が調和した味わいが本場イタリアのミネストローネかなと思います。
また、豆や芋、パスタを加えると食べごたえが出るのでおすすめです。
所要時間
40分
美味しく作るポイント
・どの野菜も同じ位のサイズにカットする
・トマトを入れすぎない
・硬い野菜から順に火を入れる
・フレッシュなEXVオリーブオイルを仕上げにかける
作り方
- ごぼう1/2本はくしゃくしゃにしたアルミホイルで土を洗い流す。
2. ごぼう1/2本、にんじん1/2本(皮ごと)、たまねぎ1/2個、長ネギ1/2本を1cm角に切りそろえる。にんにく1かけはみじん切りにして、EXVオリーブオイル大さじ2、塩小さじ1と一緒に鍋に加えて中弱火で炒める。
・塩には素材の水分を引き出す作用があります。これを利用して野菜の水分を効率よく飛ばします。
3. 野菜を炒めながら他の野菜も同じくらいのサイズにカットする。
※れんこんは皮をむき、かぶは葉の部分を分けてからカットする。
※白菜やかぶの葉などの葉物野菜は縮むので他の野菜よりも気持ち大きめに。また葉物は後に加えるので、別にとっておく。
4. 葉物野菜以外の野菜と、トマト缶100g、水800ccを加えて火を強め沸騰させる。
5. 沸騰したら弱火に落とし、蓋をして15分煮込む。
6. 15分経ったら葉物野菜を加えて蓋をし更に15分煮込む。
7. 煮込んでいる間にペンネ70gを茹でる。
お湯に味噌汁と同じくらいの塩っぱさになるよう塩を加えて、表記よりも3分ほど早めに茹で上げる。
8. 計30分煮込みました。固めに茹で上げたペンネを加えて混ぜ合わせ、残り3分煮込む。
9. 3分経ったら、味見をして塩で気持ち薄めに味を整える。(小さじ1追加しました)
塩味が決まったら、器に盛って(あれば)みじん切りのパセリ、フレッシュなEXVオリーブオイル小さじ1、パルミジャーノレッジャーノをお好みですりおろして完成!
いかがでしょうか?
コンソメなどを入れなくとも色々な野菜をたっぷりと入れ煮込むことで優しいうまみが滲み出てきます。
ぜひお好みの野菜をたっぷり煮込んで作ってみてください。
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おまけ
美味しいおすすめのオリーブオイル
・ピクーダ
青いフルーツのようなフレッシュな香りとオリーブ本来のスパイシーなニュアンスを感じる非常に美味しいオイル。
デイリー使いしやすい価格も◎
・マンドラノーバ
シチリア産の最高級オリーブオイル。青りんごのような香りに、オイルとは思えない強い旨み。これをかけるだけでなんでも美味しくなるレベル。高いけど価値あり。
おすすめチーズおろし
・Microplaneゼスターグレーター
世界で1番のおろし金。これを使うとチーズは雪のようにふわふわに。
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