生クリームを使わずにとろとろクリーミーなカルボナーラを失敗せずに作る方法をご紹介します。
カルボナーラって卵がボソボソになってしまったり、逆にシャバシャバになってしまったりと難しいイメージがありますよね。
ですが、そんな失敗とは今日でおさらばです!
カルボナーラで大事なのは火加減と水加減。
卵は60~65度から固まり始めるため、熱々のフライパンに卵を入れたり、火にかけすぎてしまってはいけません。
また、水を多く入れれば入れるほど卵は固まりにくくなりますが、これも入れ過ぎはシャバシャバソースの原因になります。
カルボナーラはこのバランスが難しいのですが、全卵で作ったソースを少なめの茹で汁と予熱だけで仕上げることで簡単に完璧なバランスを実現できます。
火にかけて作る更に本格的なレシピも紹介していますので、腕に自信がある人はこちらもご覧ください😚
材料(1人前)
・スパゲッティ(太め) 90g
・ベーコン 30g
・卵 1個
・パルミジャーノレッジャーノ 15g
・塩 適量
・胡椒 適量
シンプルな材料なので素材のクオリティがとっても大事です。
卵は白身の分量が少ない小さいサイズがおすすめです。
チーズはできればブロックのパルミジャーノレッジャーノをすりおろして使ってください。胡椒もできれば挽きたてを。
ベーコンは薄切りでもブロックでも構いません。
こってりしたソースなのでパスタは太めがおすすめです。
所要時間
15分
美味しく作るポイント
・最初に卵液を用意して卵を常温に戻す
・パスタを茹でるお湯は味噌汁と同じくらいの塩っぱさに
・なるべく大きいフライパンを使う
・パスタの茹で上がり3~4分前にフライパンの火を止めて少し冷ましておく
・パスタとフライパンの予熱でソースを仕上げる
作り方
- まずボウルに卵1個を割り入れ、パルミジャーノレッジャーノを15gすりおろしてよく混ぜておく。
☝️ポイント
・最初に卵液を用意して卵を常温に戻すことで予熱でちょうど良いソースに。
2. パスタを茹でるお湯を沸かす。お湯には味噌汁と同じくらいの塩っぱさになるよう塩を加える。
※この塩加減がとても大事なので必ず味見をしてください。
3. ベーコン30gをカットする。
薄切りの場合はこのように少し大きめが、ブロックの場合は棒状がおすすめ。
4. フライパンにベーコンを加え、中弱火で香ばしく焼く。
☝️ポイント
・この後フライパンの予熱でソースに火を通します。フライパンになるべくソースが触れるようにできるだけ大きいフライパンを使ってください。(複数人前作る場合は特に!)
5. パスタを茹でる。湯で時間は表記時間の1分前で硬めがおすすめです。
6. ベーコンがカリカリになって脂が出てきたら火を止めて茹で汁大さじ2を加え、フライパンのお焦げをゴムベラでこそげ取る。
☝️ポイント
・茹で汁は大さじ2だけ!水分は少し少なめです。
・ゴムベラでお焦げをこそげ取って茹で汁にベーコンのうまみを溶かし込みます。
・パスタの茹で上がり3~4分前にここまで出来ているとベストです。火を止めてフライパンを少し冷ましておきましょう。
6. パスタが茹で上がる1分前になったら器を温めておく。
ここからはスピード勝負です!
7. パスタが茹で上がったらしっかりと湯切りをして、熱々のままフライパンに加え、すかさず卵液を加える。
8. ゴムベラを使ってよく混ぜ、パスタとフライパンの予熱で卵液に火を通す。
☝️ポイント
・少し冷ましたフライパンと熱々のパスタの予熱だけでちょうど良い塩梅になります。
9. フライパンを傾けてもソースが流れてこないくらいのとろみになったらOK!
温めた器に盛って、お好みでパルミジャーノレッジャーノを追加ですりおろし、黒胡椒をたっぷりと挽いたら完成!
じゃーん!
見てくださいこのクリーミーなソース(涙)
冷めるとソースが固まってくるので熱いうちに召し上がってください。
いかがでしょうか?
このように予熱を利用すればカルボナーラも簡単に作れます。
ぜひ試してみてみてください。
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おまけ
・Microplaneゼスターグレーター
世界で1番のおろし金。これを使うとチーズは雪のようにふわふわに。おすすめです。
・ディマルティーノ 2.1mm
カルボナーラにもピッタリの太麺。
パスタの名産地、グラニャーノ産の乾麺。小麦の風味と食感が段違いのおすすめパスタです。
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