本格的なボロネーゼのレシピを紹介します。
色々なレシピを試しまくって辿り着いた(今のとこ)究極のレシピです。
手間がかかりますがその分段違いの美味しさを保証します。
タイトルにもある通り、お肉を焦がす位の焼き色をつけることが最大のポイントです。
一気に大量に作れるので、小分けにして冷凍保存しておけば、忙しい時にはチンして茹でたパスタにかけるだけでOK。
こちらのラザニアにも使えます。
ソースの材料(6人前)
・牛スネ肉 400g
・豚こま肉 150g
・玉ねぎ 大1個
・ニンジン 半分
・ニンニク 中2かけ
・トマトホール缶 400g 1缶
・ローリエ 2枚(あれば)
・赤ワイン(フルボディ) 300cc
・EXVオリーブオイル 大さじ1杯と小さじ1杯 (20cc)
フードプロセッサーのある方は是非牛スネ肉を挽いて使って下さい。旨味が強く、長時間煮込むことでスジの部分がとろとろになって最高です。
今回は豚肉も一緒に挽いていますが、牛100%でも最高です。
スーパーの牛挽肉や合挽き肉で作る場合は出来れば赤身が多い肉、そして粗挽き肉を選んで下さい。
美味しく作るポイント
・脂分の多い肉を使う場合は、肉を焼いたあと一度脂を拭き取るとさっぱり仕上がります。
・お肉は塩胡椒で下味をしてからしっかりと焼き目をつけてください。
・赤ワインはカベルネソーヴィニヨンやキャンティなどのボディの強いものを使ってみてください。
・赤ワインを入れたら強火にして一気に煮詰めて下さい。
・パスタは味噌汁と同じくらいの塩分のお湯で茹でて下さい。
所要時間
1時間
作り方
1.玉ねぎ、ニンジン、ニンニクをみじん切りにする。
🖕ポイント
・ここはフードプロセッサーを使うと一瞬なのでぜひ活用しましょう。
2.鍋にオリーブオイル大さじ1を加えて、みじん切りにした野菜たちを中火で炒める。この時、塩を一つまみ加えて野菜から水分を引き出す。
3.15〜20分くらい炒めると野菜から水分が抜けて写真の様に1/3くらいのかさになるので、ここまできたらタッパーなどにあげておく。
🖕ポイント
・この香味野菜ペーストはソフリットと言って、イタリアの煮込み料理に欠かせないものです。
ちょっと手間ですが、色々な料理に使えるので多めに作って冷凍すると便利です。
・野菜を炒める前にシリコンスチーマー or 耐熱ボウルにラップして5分ほどチンするとかなり時短できます。
4.肉をフードプロセッサーで挽いて、塩小さじ1杯、胡椒適量で下味をつける。
🖕ポイント
・ハンバーグを焼くときと同じ様に、この時点でしっかりした下味をつけます。
5.別の鍋を強火で熱して、オリーブオイル5ccを馴染ませ、肉を焼いていく。火加減は強火をキープして、肉は広げたらあまりいじらずハンバーグの様に焼色をつけていく。
🖕ポイント
・ここでよく肉を焼いて香ばしさを引き出すのがポイントです。
6.焼色がついてきたらひっくり返して、裏側も同様に焼いていく。
🖕ポイント
・スーパーの挽肉は脂分が多いのでここでキッチンペーパーや一度ざるに上げて脂を取り除くと食べ飽きないすっきりとしたラグーになります。
7.肉が焼けたら赤ワイン300ccと炒めた野菜を入れて、全体を混ぜながら鍋底の焦げをこそげ取る。
🖕ポイント
・鍋底のお焦げをソースに溶かすことが大事!
8.強火のまま煮て、画像の様に赤ワインの水分を蒸発させる。
🖕ポイント
・赤ワインを強火で一気に煮ることで、酸味を飛ばしコクを凝縮します。
・赤ワインが蒸発すると、油の跳ねる音がしてきます。
9.トマト缶とローリエ(あれば)を加えて沸騰したら弱火に落とし、蓋をして40分煮込む。
🖕ポイント
・焦げない様に時々かき混ぜてください。
10.40分煮たら蓋をとり、水分がこれくらいになるように煮詰める or ちょっと水を足して調整し味見を。
塩、胡椒で味を整えて完成!
ソースは茹で上がったパスタにそのままかけてもいいですし、フライパン絡めてもOKです。水分量は茹で汁で調整して下さい。
この時バターをお好みで加えると、香りとコクが増して最高です。
🖕ポイント
・パスタを茹でるときは、味噌汁と同じくらいのしょっぱい水で茹でて下さい。
お好みでパルミジャーノ・レッジャーノを削りかけてボナペティート。
いかがでしょうか?
香味野菜の甘み、焼いた肉の香ばしさとコクがまるでデミグラスソースの様な深みを生み出します。
作ってみて、是非感想をお聞かせ下さい。
追記:もう少しお手軽なレシピも書きました😊
おまけ
・ブレンダー、フードプロセッサー、ホイッパーの3種の神器がこれ1台で賄えるのでおすすめ。
・超絶便利な時短グッズシリコンスチーマー。
メトレフランセは畳んでしまえる超有能な子。絶対買ったほうがいいですよ。
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