割り下はもう必要ない!関西風、関東風のハイブリッドな究極のすき焼きの作り方/レシピ

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火入れにこだわったしびれる程に美味しいすき焼きのレシピをご紹介します。

ところでタイトルに関東風とか関西風と書いていますが、すき焼きは関東と関西で作り方が大きく違うのはご存知でしょうか?

関東風すき焼きは出汁やみりん、醤油などで作る割り下が特徴で、この割り下で牛肉と野菜を煮込むのが主流。
一方で、関西風すき焼きは文字通り牛肉を”焼き”、割り下ではなく醤油、砂糖などで味付けをしてから野菜の水分を活かして煮込みます。

人それぞれこだわり、好みがあると思いますが私はどちらも甲乙つけがたいなあと思っています。

というのも味は関西風のほうが好みですが、牛肉を焼いてから野菜と煮込むと野菜が食べごろになる頃には牛肉に火が入りすぎてしまう。
かといって肉と野菜は一緒に食べたいし。

そこでたどり着いたのがこのハイブリッドすき焼きです。

まず、最初に肉を2〜3枚焼いて醤油と砂糖で味付けをして頂きます
その香ばしさの残った鍋に野菜を入れて野菜の水分を引き出しながら煮込んで、最後に残った牛肉をさっと煮込んで頂くのです。

関西風がベースなので割り下は必要ありません。
卓上で好みに合わせながら醤油と砂糖、水で調整をします。

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材料(2~3人前)

・牛肉 すき焼き用 400g
・白菜   1/8カット
・春菊   1パック
・長ネギ  1本
・椎茸   3個
・白滝   1パック
・焼き豆腐 1丁
・焼き麩  1つかみ(10g)
・たまご  好きなだけ
・醤油   75cc
・砂糖   75g
・水    75cc
・牛脂   1かけ

具材や調味料の分量は目安です。ご自由に調整してください。
個人的には全てのうまみを吸い込む絶対的なエース焼き麩と、こってりしたすき焼きの中に唯一の爽やかキャラである春菊がスタメンです。

準備にかかる時間

15分

美味しく作るポイント

・最初に肉を焼いて関西風に楽しんだ後に、野菜を煮込む。肉はさっと煮て柔らかく仕上げる。
・味付けは砂糖、醤油、水だけ!好みの応じて調整しながら食べる

作り方

1.野菜は1口サイズのぶつ切りにカットする。焼き麩はぬるま湯で戻してから軽く絞っておく。

2. 白滝はぬるま湯で洗い、水気を切って1/4にカットしておく。

40度位のお湯で十分臭みは取れます

そのままハサミでカットすると楽ですよ

3. 醤油、砂糖、水も卓上にスタンバイしておく。

スタメンが出揃いました!たまごも溶いて準備しておきましょう!

いよいよすき焼きの開始です!

4. 鍋を中弱火で熱して牛脂をまんべんなくひき、肉を焼く。

5. すかさず、砂糖、醤油、水を肉1枚につき小さじ1/2ずつ肉の上からかけて、肉をひっくり返す。
ひっくり返したらタレを絡めながら裏側にも火を通す。

まず砂糖を乗せて

醤油をじゅわっとかけてから同量の水

ひっくり返してタレを絡めながら裏側にも火を通す

はい、まずこの肉だけを頂きます。

単純なのにうますぎる!!!

6. 焦げないように火を調整しながらこれを何度か繰り返して肉を堪能する。
3枚程食べて野菜の気分になってきたら春菊以外の野菜、豆腐、白滝を鍋に加える。

☝️ポイント
・牛肉とタレの焼けた香り、味が鍋にこびりついているはず。これを野菜の水分で絡め取るイメージです。

7. 野菜の上から砂糖、醤油、水を大さじ3ずつ加えて蓋をして中弱火で煮る。

☝️ポイント
・野菜から水分が出るので濃いめ、少なめのタレで煮ます。

8. 野菜に火が通ったら、タレを味見して醤油、砂糖、水で調整を。
味が決まったら春菊と牛肉を加えてさっと煮て食べる

関西風、関東風のハイブリッドすき焼きいかがでしょうか?

ぜひお正月や誕生日のお祝いなんかに試してみてください。とっても便利ですよ!

 

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