秋から冬にかけて旬のヤリイカを使ったトマトソースのパスタをご紹介します。
ソースはさっと煮込んでトマトの酸味を残し、アンチョビとオレガノを加えた”マリナーラ”仕立てにしています。
是非お試しください。
材料(2人前)
・パスタ 180g(今回はリングイネを使用)
・ヤリイカ 1杯
・トマト缶 半分(200g)
・ニンニク 大1かけ(小2かけ)
・アンチョビフィレ 2枚
・乾燥オレガノ 小さじ1/2
・パセリ 1房(あれば)
・EXVオリーブオイル 大さじ2
・塩 小さじ1/3
ヤリイカは是非魚屋さんかスーパーの鮮魚コーナーでさばいてもらいましょう。
(写真撮りながらさばくのに限界を感じた)
その際「皮も取り除いてください。肝、イカ墨も使いません。」とお願いすればOKです。
自分でさばきたい方はこちらの動画が参考になります。
パスタはリングイネかスパゲティをおすすめします。細麺でも太麺でも合うと思います。
アンチョビは便利なチューブのものもおすすめ。
オレガノはもちろんフレッシュなものがあればベターです。
トマトはキレの良い酸味を残したいので敢えてのトマト缶がおすすめです。
所要時間
20分
美味しく作るポイント
・ニンニクは常温から弱火でじっくり火を入れてと香りを引き出す
・パスタを茹でるお湯は味噌汁と同じくらいの塩っぱさに
・ヤリイカは炒めたら一度取り出してソースができてから戻すことで柔らかさキープ
・トマトは強火で3分ほどさっと煮つめるだけで酸味を残す
・パスタをソースに和えるときは温めるだけで炒めない
作り方
1. 何はともあれたっぷりのパスタを茹でるお湯を沸かす
2. ヤリイカに塩小さじ1/3を全体にふって5分ほど放置する。
☝️ポイント
・漬物と同じように、塩には素材の水分を引き出す作用があります。これを利用してイカの余分な水分と臭みを抜きます。
3. ニンニク大1かけとパセリ1房(なくてもOK)をみじん切りにする
4. 塩をしたヤリイカから水分が出てくるので、キッチンペーパーで拭き取る。
5. イカを3mmくらいに細く輪切りにする。エンペラ(上の三角の部分)も同じくらいにスライス。
ゲソは3〜4等分くらいにカットする。
具材が出揃いました。
6. 常温のフライパンにニンニクとアンチョビ2枚とEXVオリーブオイル大さじ1加えて弱火で時折混ぜながら火を入れる。
☝️ポイント
・ニンニクは常温からゆっくり火を入れて香りを引き出す。決して焦がさないように!
7. ニンニクのフチが色づいてきたら、ヤリイカとアンチョビフィレ2枚を加えて弱火のまま炒める。
8. ヤリイカが白くなってきたら一度取り出して、トマト缶半分を加えて強火で2〜3分さっと煮る。
カットトマトの場合はそのままでOK。ホールトマトの場合はヘラで潰しながら煮てください。
9. トマトが2/3くらいに煮詰まったら火を止めてヤリイカを戻す。
10. パスタ湯に塩を味噌汁と同じくらいの塩っぱさになるようにを塩をいれてパスタを茹でる。茹で時間は表記時間の30秒前を目安にお好みで。
※慣れている方はソースと並行でパスタを茹でるとより時短になります。
☝️ポイント
・パスタ湯の塩分はパスタの下味に超重要なので、必ず味噌汁くらいの塩分になるように味見をしてください。
11. パスタが茹で上がる直前になったらソースに茹で汁を50~60cc(大さじ4くらい)を入れ沸騰寸前まで温める。
12. 茹で上がったパスタをソースに加えて弱火で温めながらさっと和える。
☝️ポイント
・パスタをソースに和えるときは温めるだけで決して炒めないこと!
13. 味見をして塩or水で整え、器に盛ってオレガノを3〜4振り(小さじ1/5ずつくらい)をかけたら完成!
いかがでしょうか?
イカはお店でさばいて貰えば、いつものトマトソースとさして手間は変わらないと思います。
まるでレストランで食べるような本格的な一皿です。
白ワインを用意して是非トライしてみて下さい!
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おまけ
便利なチューブタイプのアンチョビ。
より本格的なアンチョビフィレ。比較的マイルドな塩分で使いやすいのでおすすめ。
瓶詰めなので使い切らずともそのまま数ヶ月保存できます。
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