アルデンテの粒だったお米にきのこのうまみをしっかりと染み込ませる、究極のきのこのリゾットのレシピをご紹介します。
日本米はイタリアのお米に比べて小粒で粘り気が強いのですが、工夫次第で米1粒1粒が立った本場のような仕上がりになります。
詳しく解説しますのでぜひお試しください。
尚、基本的な作り方は以前ご紹介したチーズリゾットと同じです。
こちらも併せてご覧ください。
材料(2人前)
・米 100g
・しめじ 1/2パック
・舞茸 1/2パック
・エリンギ 1/2パック
・乾燥ポルチーニ 1/2パック(10g)
・玉ねぎ 中サイズ1/4個
・EXVオリーブオイル 大さじ2
・パルミジャーノレッジャーノ 25g
・水 600cc
チーズリゾットでは野菜くずからとった出汁を使いましたが、きのこから十分なうまみが出るので今回は水で炊きます。
代わりに、きのこのうまみに負けないようにチーズは少し多めに。
そして軽くフレッシュに仕上げるよう、バターでなくEXVオリーブオイルベースで仕上げます。
もちろん、お好みでバターをお使い頂いても構いません。
きのこはお好みですが、3種類以上使うと味に深みが出ます。
乾燥ポルチーニが手に入らない方や、きのこが余ってもったいない!という方はそれぞれ1パックずつ使っても大丈夫です。
所要時間
30分
美味しく作るポイント
・きのこは3種類以上を使い味に深みを出す
・きのこはあえてバラバラな大きさにカットして食感にアクセントを
・粘り気を出さないように米は洗わない!炒めない!
・米にあらかじめEXVオリーブオイルをコーティング
・きのこはソテーしてからラスト3分に加えて食感をキープ
・きのこのうまみに負けないようにチーズはたっぷりと
・火を止めてからチーズとEXVオリーブオイルを加えて香りをたたせる
作り方
1.乾燥ポルチーニ10gをぬるま湯100ccに浸して戻す。
※ポルチーニがない場合は省略。
2 .玉ねぎ1/4個をみじん切りにする。
3. 米100g(約3/5合)を洗わずそのまま、EXVオリーブオイル小さじ1をまぶす。
☝️ポイント
・極力米は洗わない、炒めない!
炒めると米にヒビが入り粘り気が出てしまいます。代わりにオリーブオイルを絡めておいて1粒1粒をコーティングし、粒立ったアルデンテの食感に。
4. きのこの石づきを切り落として、1口サイズに割くもしくはカットする。
☝️ポイント
・それぞれあえて大きさを変えてカットすることで食感にリズムが生まれます。
5. お湯600ccを沸かす
6. 鍋にEXVオリーブオイル小さじ2と玉ねぎ、塩小さじ1/2を加え中弱火で炒める。
☝️ポイント
塩は素材の水分を引き出す作用を持ちます。これを利用して玉ねぎの水分を引き出します。
7. 玉ねぎがしんなり透き通ってきたら、米と沸かしたお湯の半量(350cc)を加えて中弱火のまま13分炊く。
※ラスト3分で様子を見るので一旦10分のタイマーをかけましょう。
8. 別のフライパンを中火で熱してEXVオリーブオイル小さじ1をひいてきのこを香ばしく焼く。
9. パルミジャーノレッジャーノ25gをすりおろす。
10. 10分経って残り3分になったらポルチーニの戻し汁と、ポルチーニ、きのこを加える。
11. ここで水分量の様子を見て、水っぽい場合は火を中火に強めて水気を飛ばし、重い場合はお湯を様子を見ながら少量足す。
☝️ポイント
・きのこの種類や量、鍋の形状によって水分量は変わってきます。3分後にイメージするリゾットの水分量になるように調整しましょう。
12. 計13分炊いたら味見を。
米が固い場合は1分程火を入れ、ちょうど良い場合は火を止めてパルミジャーノレッジャーノとフレッシュなEXVオリーブオイル大さじ1を加えて、粘りが出ないよう優しく混ぜ合わせる。
☝️ポイント
・香りを立たせるため火を止めてからパルミジャーノレッジャーノとEXVオリーブオイルを加える。
・粘りを出さないように優しく混ぜ合わせる。
13. 最後に味見をして塩で調整を。今回は小さじ1/2を加えました。
14. 器に盛って、お好みで追いチーズ、胡椒を散らして完成!
平皿に盛り、底を手のひらで叩いてならすときれいに盛れますよ。
いかがでしょうか?
過去最高のきのこリゾットをお約束しますので、ぜひポイントを押さえてお試しください。
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