スパイスカレーって料理好きなら一度はやってみたい憧れがあると思うんです。
私も例に漏れず数年前にどハマりしまして、インド出張時には仕事そっちのけでスパイスを買いまくり、レストランで作り方を聞くほどに(笑)
今回はガチ勢から初心者の方にも試していただける様レシピを工夫したので是非ご覧になってください。
最低でもクミン、コリアンダー、ターメリック、カイエンペッパー、胡椒があれば作れます。
また普通のカレーと同じく冷凍で保存がきくので一気にたくさん作るのもオススメです。
では早速レシピの紹介です
と、その前に・・・
今回のコンセプトとオススメのカレー
タイトルにもある通り今回は南インド風のカレーです。
インドは国土が広いため北と南でかなり食文化が違います(らしい)
簡単にいうと北は寒いのでバターチキンカレーを代表としたこってりしたカレー。南は暑いのでシャバシャバした辛いカレーが主流です。
他にも色々と特徴があるみたいですが、そこはプロにお任せしてここではざっくりとした説明にとどめておきます。
そんな南インドカレーの名店といえば八重洲や紀尾井町にあるERICK SOUTH。
ここは私の大好きなカレー屋さんの1つでそれはもう大きな影響を受けています。
みなさんにも是非通販含めておすすめなのですが、なんとS&Bからレトルトカレーが出ています。
これが旨いのなんの。筆者調べではレトルトカレーの中でもダントツの出来栄えなので是非試してみてください。
スーパーでも結構売ってます。1個約300円という破格のコスパはさすがS&B。
では前置きが長くなりましたが、ようやくレシピの紹介です。
材料(4〜5人前)
・手羽元(*1) 8〜10本
・たまねぎ 2個
・カットトマト缶 1つ(400g)
・ニンニク 大2かけ
・しょうが 1かけ
・塩 小さじ2
・サラダ油 大さじ3
・野菜くず(*2)
必須スパイス群
・クミンパウダー 小さじ3(ホールスパイス群がない場合は小さじ4)
・コリアンダーパウダー 小さじ3 (ホールスパイス群がない場合は小さじ4)
・カイエンペッパー(唐辛子) 小さじ1(辛いのでお好みで調整して下さい)
・黒胡椒 小さじ1
・ターメリック 小さじ1
ホールスパイス群(ガチ勢以外は省略可)
・カルダモン 6〜7粒
・クミンシード 小さじ2
・マスタードシード 小さじ2
*1 手羽元ではなく鶏もも肉でもOK。その場合煮込み時間は短くて済むメリットがありますが、手羽元は骨からも出汁がでるのでおすすめです。
*2 野菜くずは人参の皮や、キャベツの芯、パセリの茎などをジップロック等で冷凍して保存しておいたものです。
水で煮てさっと沸騰させればおいしい出汁が取れます。これを使えばシチューなど他の煮込み料理も1ランク美味しくなるので、普段捨てている人はこれから必ず捨てずに保存しておきましょう。
用意できない方はお水でOKです。
所要時間
60分 (鶏もも肉を使用した場合は40分)
作り方
前提:カレーを作る前に、何はともあれご飯を多めに炊いてください。
1. 野菜出汁をとる。水800ccに野菜くずをいれ沸騰したら火を止めてザルでこしておく。(省略可)
2. 玉ねぎ2個をざく切り(適当でOk)にし、シリコンスチーマーにいれ700wの電子レンジで10分チンする。
☝️ポイント
・シリコンスチーマーがない方は耐熱ボウルや電子レンジ対応のどんぶりなどにラップをして代用してください。
ただ、シリコンスチーマーは超絶便利アイテムなのでこの際購入をおすすめします。
・電子レンジを利用して飴色玉ねぎを時短で作ります。
3. チンをしている間にニンニク2かけ、生姜1かけを粗みじん切りにする。
4. 本日のホールスパイス群、カルダモン6~7粒、クミンシード小さじ2、マスタードシード小さじ2を用意する。(省略可)
5. 冷たい鍋にホールスパイス群とサラダ油大さじ3を入れて弱火にかける。
※ホールスパイスがない場合はサラダ油大さじ3を中火で温めて次の工程へ。
☝️ポイント
・ゆっくりと温度を上げることでスパイスの香りを油に移します。そのため鍋は冷たい状態からスタートして弱火でじっくり火を入れましょう。ちなみにこの作業をテンパリングと言います。
・油は多めに見えますが、1人前に換算するとそうでもないです。(むしろ市販のルウの方がオイリーかも)
6. カルダモンが白っぽくなり、クミンとマスタードシードが色づきパチパチと弾けだしたらチンした玉ねぎと塩小さじ1/2を加える。
7. 中強火に火力をあげ、全体を混ぜ合わせる。
☝️ポイント
・火を強めて玉ねぎの水分を一気に飛ばします。
8. ちょっと放置してかき混ぜる。ちょっと放置してかき混ぜるを繰り返して玉ねぎを飴色にしていく。
9. 5分くらい炒めて、これくらいに色づいたらニンニクと生姜を加える。
10. これくらいになれば玉ねぎは完了!次にトマト缶1缶を加え、中強火のまま煮詰める。
11. 煮詰めている間にスパイスと塩を用意する。
12時の位置から時計回りに、ターメリック小さじ1、黒胡椒小さじ1、クミンパウダー小さじ3、コリアンダーパウダー小さじ3、カイエンペッパー(唐辛子)小さじ1、真ん中が塩小さじ1と1/2。
12. ヘラですーっと線を引いて、線が残るくらいまで煮詰まったら11で調合したパウダースパイスと手羽元、野菜出汁800ccを加えて全体を混ぜ合わせる。
※手羽元でなく鶏もも肉を使用する場合は、皮を取り除いて一口大にカットしたものを加えて、煮込み時間が少ない分野菜出汁は600ccに減らしてください。
13. ようやく煮込みフェーズです。沸騰したら蓋をせず弱火で40分煮込みます。
※鶏もも肉を使用している場合は20分でOK。
14. 40分たちました!少し煮詰まって手羽元はほろほろになっています。
味見をして塩とカイエンペッパーで塩分と辛さを調整すれば完成!
じゃじゃーん!
どうでしょうか!
手羽元の出汁がよく出たスープに、トマトの酸味とスパイスの複雑な風味が最高ですよ。
手羽元はほろほろでスプーンだけで食べられます。
ちょっと手間はかかりますが、その価値はあります!
是非試してみてくださいね。
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おまけ
絶対に買った方がいいシリコンスチーマー。
畳んで収納できる上に激安なので買わない理由が見当たらない。
気がつけば棚はパンパンに・・・
コメント
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