トマトソースににんにくと唐辛子を効かせたカレッティエラをご紹介します。
カレッティエとは馬車引き風という意味。
シチリアが起源とされ、ローマやフィレンツェなど他の地域でも独自にアレンジされ親しまれているそう。
シチリアではトマトを加えず、アーリオオーリオエペペロンチーノにペコリーノや香草パン粉を合わせたものを、ローマではツナとキノコの入ったトマトソース(日本でボスカイオーラと呼ばれるそれ)をカレッティエラと呼ぶそうです。
今回はタイトルにもある通り、フィレンツェ流のカレッティエラのレシピをご紹介します。
アラビアータとよく似たこの料理ですが、個人的な解釈では以下の違いがあります。
・イタリアンパセリを加えること
・ペンネでなく太いスパゲティ(もしくはブカティーニ)をあわせること
・にんにくをより強く効かせること
きっと皆さん好きな味だと思います。
ぜひ試してみて下さい。
材料(2人前)
・スパゲッティ 200g
・ホールトマト缶 200g(1/2缶)
・イタリアンパセリ 7g(1/2パック)
・にんにく 大2かけ
・EXVオリーブオイル 大さじ2
・鷹の爪 1本
・塩 小さじ1/3
所要時間
20分
美味しく作るポイント
・パスタを茹でる湯には味噌汁と同じ位の塩っぱさになるよう塩を加える
・にんにくとオイルを中弱火でじっくり加熱し香りを引き出す
・パスタを傷つけないよう和える作業は最小限に!温めながらさっと絡めるだけでOK。
作り方
1. パスタを茹でる湯を沸かす。
2. イタリアンパセリ7gを粗く刻む
2. にんにく大2かけをみじん切りにする。
3. パスタを茹でる。
湯には味噌汁と同じくらいの塩っぱさになるように塩を加え、茹で時間は表記の1分前に設定する。
1ℓの湯に対して10g(小さじ2)の塩が目安。
5. フライパンにEXVオリーブオイル大さじ1とにんにく、鷹の爪1本を加えて中弱火にかける。
6. にんにくがきつね色に色づいてきたら火を止めてホールトマト缶200gを加えて再度中弱火にかける。
ヘラで潰しながら3分程煮詰める。
7. 火をとめて塩小さじ1/3と茹で汁50ccを加え味見を。
塩またはお湯で調整し、パスタの茹で上がりを待つ。
この間に湯や電子レンジで器を温めておく。
8. パスタが茹で上がる直前になったら再度火をつけてソースを温め、茹で上がったパスタとイタリアンパセリ、EXVオリーブオイル大さじ1を加えてをさっと絡める。
9. 器に盛って完成!
いかがでしょうか?
アラビアータ好きには間違いなく刺さるはず!
フィレンツェに想いを馳せてぜひ作ってみて下さい!
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