日本人の秋の味覚、秋刀魚を使った贅沢な炊き込みご飯の作り方をご紹介します。
炊き込みご飯といっても、出汁と生姜をたっぷりときかせて炊いたご飯に塩焼きした秋刀魚を乗せるスタイル。
秋刀魚は身が薄いので、ご飯と一緒に炊くよりもこの方法の方が火が通り過ぎず良いと思います。
他の青魚も同様です。
材料(3〜4人前)
・秋刀魚 2尾
・米 2合
・水 400cc
・酒 大さじ2
・薄口醤油 大さじ1
・塩 小さじ1
・出汁パック 1個
・生姜 2かけ
・山椒 適量
今回は出汁パックを使用して出汁を用意しましたが、もちろん昆布とかつおで丁寧に引くとより上質なものが取れます。
また、手軽に顆粒だしや白だし、めんつゆ等を使っても美味しく作れます。
その場合は、吸い物よりも気持ち薄いくらいの塩加減になるように調整してください。
所要時間
45分
美味しく作るポイント
・秋刀魚に塩を振り、少し置いて水気を拭き取る。
・秋刀魚は強火でパリッと香ばしく焼く
作り方
1. 米を優しく研いで15分水に浸けて吸水させる。15分経ったらざるにあげておく。
2. この間に出汁400ccをとる。出汁が取れたらボウル等に移して少し冷ましておく。(顆粒だしや白だしなどを使う場合は省略)
3. 秋刀魚に塩小さじ1/2を振って置いておく。
4. 生姜2かけを皮付きのまま千切りにする。
5. 吸水した米2合に出汁400ccと酒大さじ2、薄口醤油大さじ1、塩小さじ1/2、生姜を加えて炊く。
・炊飯器を使う場合は、事前に吸水させているので速炊きでOK!
・鍋を使う場合は、始めは強火で沸騰させ、沸騰したら蓋をして弱火で13分。最後に強火で15秒
6. ご飯を炊いている間に秋刀魚を焼く。
秋刀魚の水気をキッチンペーパーで拭き取り、強火のグリルで両面が香ばしくパリッとなるまで焼く。(片面5分ずつが目安)
7. 秋刀魚の骨を外す。
上身はナイフや箸で骨の上をすーっとなぞる様に外す。
上身を外したら尾を持って持ち上げると骨が外れる。
身に残った腹骨や小骨は手で取り除く。(ここが正念場!)
はらわたは好みですが、残して置く方がおすすめ。
8. ご飯が炊き上がりました!手早く秋刀魚の身を乗せて蓋をして2〜3分蒸らす。
9. 蒸らしが終わったら完成!どうですかこのビジュアル。
好みで山椒をふって召し上がれ。
いかがでしょうか?
季節を味わう、まるで料亭のような秋刀魚ご飯。
ぜひ一心不乱にかきこんで下さい!
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