30分で出来る!市販のルーで作る最高のカレーの作り方/レシピ

30分で出来る!市販のルーで作る最高のカレー その他の国の料理
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家庭料理の定番中の定番、カレーライス。
今回は市販のルーを使って作る、私の考える最高のカレーライスをご紹介したいと思います。

よく市販のルーは説明通りに作るのが1番旨いなんて言いますが、はっきり言います。

絶対このカレーの方が旨い。

その上可能な限り手間を省いているので、全工程合わせて30分で出来ます

後悔させませんのでぜひ試してみて下さい!

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美味しいカレーとは?

作り方をご紹介する前に、美味しいカレーの条件について整理します。
もちろん人それぞれ好みがありますから、ここではあくまで私の思う美味しいカレーについてお話しします。

美味しいカレーの条件、それはこの4つだ!

スパイシーである

ここで言うスパイシーとは決して辛いという意味ではなく、
スパイスの香り、味わいが際立ちながらも調和している事を指しています。
市販のカレーはメーカーが完璧なスパイスの配合をしているはずだ!という意見もありますが、
先述の通り好みは人それぞれ。
胡椒や唐辛子などの身近なスパイスやガラムマサラを使って調味するのも楽しいですよ。
こうするとお子さんに合わせて甘口のルーをお使いの家庭でも、皆好みで調整できるのも嬉しいポイントです。

おすすめのガラムマサラ

S&B ガラムマサラ
インドの辛いスパイスを中心にミックス。

うまみが強い

カレーは実はルーを溶かす前に勝負はついています。
単なる水に溶かしただけのカレーよりも、うまみのしっかりと出たスープで作ったカレーの方が旨いに決まっています。
あれこれと隠し味を加えても、どうも物足りない味になってしまった経験はありませんか?
それは恐らくうまみが足りていないから。

うまみの強いカレーを作るために、私はグルタミン酸の豊富なトマトを加え、肉のイノシン酸との「うまみの相乗効果」を利用します。
ただしトマトカレーになってしまわないよう、トマトが前面に出ない程度の量(4人前で200gが目安)にとどめるのもポイントです。

うまみ相乗効果については下記をご覧下さい。

料理上手は知っている 美味しい料理を作る考え方とコツ
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野菜の甘味が溶け出している

スパイスの香味とうまみに加え、所謂コクを感じさせるためには優しい甘味が効果的です。
はちみつやリンゴを加えるレシピもありますが、私は野菜の控えめな甘味が丁度良いと思います。
この野菜の甘味を加えるためには玉ねぎを多めに入れること。
そして、出来れば水でなく野菜の皮やへたなどを煮出した野菜だしを使うのがおすすめです。
また、玉ねぎはあくまで甘味を加える役割。
飴色に炒めて香味を引き出すのではなく、電子レンジで加熱するだけでOKです。

野菜の皮やへたは捨てずにジップロックに入れて冷凍しておくとカレー以外にも様々な煮込み料理に使えます。

舌触りなめらか

これは完全に好みですが、私はカレーにじゃがいもを入れません
なぜなら煮崩れてカレー全体がどろっと、ざらっとしてしまうから。
また、ルーが綺麗に溶けずにダマになってしまうのも舌触りを悪くする要因。
ルーは必ず火を止めてから加えて溶かすことでなめらかなカレーに仕上がります。

以上4点が私のカレーのこだわり。
では、前置きが長くなりましたが作り方をご紹介します。

材料(4人前)

・カレールー     4皿分
・鶏もも肉      2枚(500~600g)
・玉ねぎ       大2個
・にんにく      中1かけ
・トマトホール缶   200g(1/2缶)
・サラダ油      大さじ1
・ガラムマサラ    お好み
・胡椒        お好み
・野菜だし      600cc

ルーは個人的にはジャワカレーの辛口推しですが、もちろんお好みのものを選んで下さい。

肉ももちろんお好みで豚肉や牛肉で代用いただいても構いません。
ただし、その場合は部位やカットによって煮込み時間を調整して下さい。
薄切り肉であれば鶏もも肉と同じように15分煮込めばOKです。

野菜だしが用意できない方は水でも構いません。

所要時間

30分

美味しく作るポイント

・玉ねぎを多め(4人前で大サイズ2個)に使う
・トマトをトマトが前に出てこない限界の量(4人前で200g)加える
・ルーは火を止めてから加える

作り方

1. 野菜だしをとる。野菜の皮やヘタなどを集め、650ccの水と一緒に強火にかける。沸騰したら弱火に落として5分煮出し、ざるでこす。

2. にんにく1かけをみじん切りにする。

3. 玉ねぎ2個を半分にカットし、さらに横にカットしてからスライスする。

4. 玉ねぎをシリコンスチーマーに加え蓋をして700wの電子レンジで8分加熱する。

シリコンスチーマーが無い場合は耐熱の皿やボウルとラップで代用して下さい

5. 鶏もも肉2枚の皮をはがし、一口大にカットする。

 

6. 鍋(フライパン)にサラダ油大さじ1にんにくを加えて中弱火にかけて香りを引き出す。

 

7. 油が温まりにんにくの香りが立ってきたら玉ねぎトマト缶200g(1/2缶)を加え、強火で水分を煮詰める。

うまみの補強のために、トマトが前に出てこないギリギリの量加える

8. これくらい煮詰まったら鶏もも肉を加えて炒める。

9. 鶏もも肉の表面が白くなってきたら野菜だし(もしくは水)600cc加える。

 

10. 沸騰したら火を弱め、蓋をして10分煮込む。

11. 火を止め、カレールー4皿分を加えて溶かす。
ルーが溶けてから再度火をつけて弱火で蓋をせずに5分煮込んだら完成!

・ルーがダマにならないように必ず火を止めてからルーを加える
・ルーを加えたら蓋をせずに優しく煮込む(蓋をすると強く沸騰しすぎてしまう)

じゃじゃーん。

お好みで胡椒、唐辛子、ガラムマサラで調整して召し上がって下さい。
個人的には胡椒をたっぷりかけるのがおすすめです。

いかがでしょうか?

最小の手間で最高のカレーをお約束します。

ぜひ試してみて下さい!

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