お店並みのボロネーゼを家庭でも気軽に作れるとっておきのレシピをご紹介します。
以前書いた”超本格焦がしボロネーゼ”と基本は同じですが、そちらはいきなり牛スネ肉を挽き始めるガチ勢向けレシピでしたので、より気軽に作れるレシピを考えました。
今回は煮込み時間も15分と短めですが、ポイントしっかりと押さえることでそんじょそこらのお店に負けないボロネーゼができます。必見ですよ。
材料(6人前)
- 牛挽肉 600~700g
- 玉ねぎ 2個
- にんにく 1かけ
- トマト缶 1個(400g)
- 赤ワイン 300cc
- EXVオリーブオイル 小さじ1
- 塩 小さじ1,1/2
- 胡椒 適量
ソースは小分けして1ヶ月近く冷凍で保存ができるので、大量に作って余った分は冷凍しておくと便利ですよ。
今回は大量に作って仕上げに1人前のスパゲッティと絡めます。
牛挽肉はできれば粗挽きで赤身の多いお肉がおすすめです。
脂分の多いお肉を使う場合は、焼いた後に脂を少し取り除くとスッキリ仕上がりますよ。
合挽き肉でも美味しく作れます。選び方、使い方は牛肉と同じです。
赤ワインは酸味が少なくタンニンの多いフルボディのものをおすすめします。
個人的にはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどが合うと思います。
ワインをお飲みにならない方は安いハーフボトルを丸々1本入れていただいてOKです。
所要時間
45分
美味しく作るポイント
・赤ワインをしっかり煮詰めることで酸味を飛ばしコクを凝縮する
・トマトはお肉の半量を目安に入れすぎない
・パスタはたっぷりのお湯に塩を味噌汁と同じくらいの塩っぱさになるように溶かし、中弱火でふつふつと湧くくらいの火加減をキープして茹でる
・パスタの茹で時間はショートパスタの場合は表記時間ジャスト、ロングパスタの場合は表記時間30秒前に
作り方
1. たまねぎ2個、にんにく1個を粗みじん切りにしてシリコンスチーマーに入れ、蓋をして700wのレンジで10分加熱する。
2. お肉全体に1%の塩をする。胡椒も全体に振っておく。
3. フライパンにEXVオリーブオイル小さじ1をひいて強火で肉を焼く。
・脂分が多い場合はキッチンペーパーで拭き取るとスッキリ仕上がる。(鍋底はうまみがついているので拭き取らないように!)
4. 一度火を止めて、レンジで加熱した玉ねぎと赤ワイン300ccを加えて全体に合わせてから再度強火にかけて赤ワインを蒸発させる。このとき鍋底にこびりついたうまみをヘラでこそいでワインに溶かす。
・赤ワインを強火で一気に煮切ることで酸味を飛ばし、コクを凝縮させます
5. 赤ワインを煮詰めたらトマト缶1個と水200cc(トマト缶の半量なので缶を洗うついでに測ると良い)を加え、沸騰したら弱火に落として蓋をせず15分〜20分煮込む。
6. 煮えたら味見をして、塩、胡椒で味を整えてソースの完成!
パスタの茹で方
・たっぷりのお湯に塩を味噌汁と同じくらいの塩っぱさになるように溶かし、中弱火でふつふつと湧くくらいの火加減をキープして茹でる。
・茹で時間はショートパスタの場合は表記時間ジャスト、ロングパスタの場合は表記時間30秒前を目安に。
・量は1人前70g〜100gを目安に調整を。
・パスタの種類はお好みですが、ソースが強いので負けない強いパスタがおすすめです。
ペンネやリガトーニのようなショートパスタか、タリアテッレや太いスパゲッティなどが良く合う。
茹で上がったパスタは水気を良く切って、ソースにさっと絡める。(必要以上にフライパンを煽らなくてOK)
仕上げにお好みでバターやフレッシュなEXVオリーブオイルをかけ、パルミジャーノレッジャーノを削りかける。
いかがでしょうか?
香ばしく焼いたお肉と、赤ワインのコク、玉ねぎの甘みが渾然一体となった奥深い味です。
無論、ペアリングは余った赤ワインで決まりですね!
ラザニアにも応用がきくのでこちらもぜひ。
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